高円山

高円山は奈良市の中心市街地、南東部の春日山の南に連なる標高432mの山。夜景を鑑賞するのは奈良の夏の風物詩「奈良大文字送り火」の大の字の火床（ひどこ）になります。古来、『万葉集』にも詠まれてきた歴史ある山として有名です。

高円山の大文字火床からは奈良市の中心とした遠く京都までの夜景が一望できます。パノラマ（視界の広さ）は隣の若草山に劣るにしても、街が眼下に見えるので迫力があります。展望地の位置がちょうど奈良市の中心部なので碁盤目がはっきり見ることができます。最も奈良市らしい夜景といえるでしょう。